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基礎知識

2020.10.05

物件選びのポイント

資産形成不動産が成功するか否かは、満室状態を維持することが最も重要となります。稼働率が100%の場合、家賃収入を最大化させることも可能です。満室状態を維持させるためには、何を置いても、優良な物件、魅力的な物件を選ぶことが重要になります。ここでは、資産形成不動産で着実な成果を上げるための物件選びについて、東京都の資産運用コンサルタント「JRD株式会社」が5つのポイントを挙げて解説します。

資産形成不動産を成功に導く物件選び~5つのポイント~

冒頭に述べた通り、資産形成不動産の成否はほぼ物件選びで決まると言っても差し支えありません。ここでは、物件選びを行う際の5つのポイントを挙げています。

1.賑わいのある都心部を選ぶ

今、どの地方も人口減少で街としての活気が失われています。そんななかで唯一、人口が集中し、賑わいを見せているのが東京都心部の主要駅周辺です。都心部にはサラリーマンや学生などの単身者が多く、ワンルームマンション市場も常に活況を呈しています。投資用物件を選ぶなら、都心部をおいてほかにはないと言えるでしょう。また、ここ数年は地方から都心への回帰も目立ってきており、その意味でも都心部にターゲットを定めるのが得策です。

1.賑わいのある都心部を選ぶ

2.駅近物件を選ぶ

最近では「駅近」というキーワードがごく一般化しています。実際に、賃貸住宅に関する各種の需要調査では、多くの入居者が最寄り駅から徒歩10分圏内にある物件を希望しているという実態が報告されています。都心部の人気駅周辺には大型の商業施設や公共施設、病院・クリニックなどが多く点在し、アクセスだけでなく生活利便性の点でも申し分ありません。また、人気のエリアだけに家賃も高めの設定が可能です。

2.駅近物件を選ぶ

3.管理がしっかりしている物件を選ぶ

どんなに好立地のマンションでも、適切な維持管理がされていない物件は投資に値しません。建物は築年数の経過とともに確実に劣化するものだけに、長期的計画に基づいて修繕を実施する必要があります。資産価値を適切に維持している物件は空室に悩まされるリスクが低く、安定した家賃収入が期待できます。

3.管理がしっかりしている物件を選ぶ

4.設備が充実している物件を選ぶ

資産形成不動産の入居者のうち多くを占めるのは単身女性のため、オートロックや防犯カメラといったセキュリティ設備は欠かせません。また、浴室乾燥機や室内洗濯機置き場、2口タイプのガスコンロなど、現代生活に欠かせない各種設備も整備しておく必要があります。設備やインテリアが見劣りするようでは、たとえ新築マンションでも魅力に乏しく、若い単身女性にアピールできないでしょう。

4.設備が充実している物件を選ぶ

5.修繕・維持管理コストがかからない物件を選ぶ

資産形成不動産では、投資額に対してどれだけの家賃収入が得られるかを示す「利回り」が重視される傾向にあります。しかし、その利回りにこだわりすぎるあまり、価格の安い中古物件を購入し、失敗するケースは少なくありません。たとえば、築年数が20年、30年ともなれば修繕コスト、維持管理コストに多大な出費が必要となります。また、設備などの老朽化でトラブルが生じることがあれば入居者からのクレームも相次ぎ、最悪の場合は退去に発展します。そのままでは次の入居者が現れることも期待できないでしょう。表面上の利回りにとらわれず維持管理コストを十分に把握することも大切です。

5.修繕・維持管理コストがかからない物件を選ぶ